会社に入る前にクビになりかけた話
どうもこんにちわー。
お題にはクビになりかけたと書いてありますけど、実際は内定取り消しになりかけた話です。
私は高校生の頃スポーツに明け暮れていて、全国大会などにも出場するほどガチ勢でした大学か社会人か迷っていた頃にある企業から声がかかりました。しかし条件がありましたそれはインターハイ出場です。すごい難しい条件を突き出されてしまい、そこからは緊張との戦いでした。そしてインターハイ予選会見事に予選ビリを叩き出してインターハイ出場の夢は一瞬で消え去りました。
これで実業団としてスポーツを続けていくことも無理かという悲しさとビリという悔しさで涙が溢れました。
しかし監督さんはもう一度見てみたいと言ってくださり、次の試合も見てくださることになりました。私は気合十分で試合に挑みました。そしてその試合でしっかりと私は失敗するのでした。(笑)
もう悔しさもありませんでした。自分に呆れて意気消沈しました。
しかし監督さんはまだ何か可能性があるということで、次は合宿に参加してみないかと提案をしてくださりました。私は即答で行きたいです!と言いました。
その合宿はとてもつらかったですが自分の出せる力を精一杯に出しました。そしてその努力が実って私はようやく、ようやーーーくその企業に入ることが決定しました。嬉しくて周りには自慢し、親にはすぐ電話をしました。
内定が決まってからの高校生活は楽しかったです。ゆうゆうと余裕を持って楽しむことだけを考えて遊んでました。しかし浮かれすぎていた自分に罰が下るのです。
体育の授業後、先生に呼び出されて言われた言葉に衝撃を受けました。
「企業さんから内定取り消しでいいですかと連絡がきたぞ。何したんだ。」
私の頭の中は真っ白になりながらも、思い当たる節を頭の中高速回転させて探した。
あ、書類出してない。。
ある期日までに出さなきゃいけない大事な書類を出していなかったのだ。完全にミスだ。
先生からは呆れられて、どうなっても知らないと言われ部活もその時にクビになった。人生のどん底に落ちた気分だった。でもすぐ開き直っていっそラッパーにでもなろうかと思っていた。 家の仕事継ぎながらやりたいことをやろうかとも思っていた。
とりあえず家に帰って会社に連絡をしてすぐに書類を書いて提出した。諦めきれない自分がいたんだろう。必死だったもん
なんとか会社の内定は大丈夫そうだった。一安心だ。しかしまたまた問題が起きた。
先程部活をクビになったと言ったが、まさにこれが問題なのだ。実業団として会社は迎え入れるのに高校で部活をクビになった選手をいれていいのかと。確かにその通りだ。また私はどん底に落ちた気分だった。短期間で2回も人生のどん底を味わうことがあるなんて不運なものだ。
しかしこの問題も解決してなんとか無事会社には入れることができた。
私は今もそこで日々頑張っている。つらい日々があったからこそ頑張っていられる。逆境を乗り越えた分強くなった。